食べて推して寝る

食べて推してまた食べて寝ても覚めても推して生きる、かあここの普通の日常です。

お茶の時間にはケーキの横に置いて写真を撮り、焼肉の時間には肉の横に置いて写真を撮る

どうも、帯状疱疹後期です。

発疹はもう枯れに枯れ、かさかさと薄皮が剥けてきた。

もうすぐや、もうすぐやで。

 

もうすぐ、ワイヤー入りでぐぐっと寄せて上げるブラジャー着けてお出かけできるんやで!!

ブラジャーが嫌いという女性は結構いるが、私はとにかくブラジャーが大好きである。

もう、そこらの肉という肉を、己が持てるすべての力を使ってカップの中に押し込む。

「そこらの肉という肉」が、「おっぱい」に生まれ変わる瞬間が最高に充実する。

 

今のように、ゆるゆるブラで肉という肉を自由に放牧しながら、自分の身幅の倍はあろうかというビッグシルエットのゆるゆるワンピを着て、病院だの会社だのに行く生活は、不本意でしかない。

楽だけとね。

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晩ごはんは、自作のルーロー飯。

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 美味しすぎて天才かと思った。

ルーロー飯の天才現る!かと思った。

脂身と赤みの比率、味つけ、煮込み具合、すべてにおいてパーフェクト!

そりゃそうだ。私が私の好きなように作ってるのだ。

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午後、推し(自担)のアクリルスタンドが届いた。

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アクリルスタンド。アイドルやアニメ好きの方じゃないとあまりなじみは無いかもしれない。

要は、アクリル樹脂でできた、平らな推しである。

お出かけする時に持って行き、お茶の時間にはケーキの横に置いて写真を撮り、焼肉の時間には肉の横に置いて写真を撮り、SNSにアップする。

 

私はなぜか、これを持ち歩くのを忘れるタイプで、外に持ち出したことは数えるほどしかないのだが、

自分の誕生日とお正月には、忘れず出して並べる。眺める。

そう。私にとっては、節句人形のようなものなのである。

なぜ、いちいち出して、いちいち仕舞うのか?と聞かれたことがある。

ずっと出しておけばいいじゃない?と。

 

答えは一つ。

仏壇化してしまうからである。

可愛い推しのアクスタを並べると、その周りにお気に入りの写真なんかを飾りたくなる。

その後ろの壁には、額に入れたポスターを飾りたくなる。

そこに、可愛い缶のお菓子とか、買ってきたけど追熟してから食べたい果物などを置き始める。

アロマポットを置いて、いい香りをくゆらせる。

晩ごはんの後に「今日は何を食べようかな」と、そのコーナーに向かう。

これだ、と思ったものを手に持つ。

そのタイミングで、飾ってある推したちに目を配る。

これを、仏壇と言わずしてなんと言う。

 

アイドルという存在自体、なんらかの宗教だと思っているが、

「信じた時から部屋に祭壇や仏壇が出来る」という点に於いても、やはりなんらかの宗教である。

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ちょっと待って?昨日は、推し(自担)はA.B.C-Zの橋本君だって言ってなかったっけ?

そうなんです。

私は、推し(自担)が3人いるのです。

このアクスタは、私の人生最初にして最強の自担、「この人以上の男がこの世にいるの?」でおなじみの(どこでだよ)、伊野尾慧さん(Hey!Say!JUMP)である。

私が好きな人間の顔、表情、体の形、髪質、温度と湿度、動き方を、完全にデータ化し、それを4Dプリンタで出力したら、現れるもの。

それが、伊野尾慧。アイドルとして崇めるには最強なのである。

(もう一人の推しの話は、またいつか)

 

というわけで、今夜のジャニーズ名曲選は、これ。

女王蜂アヴちゃんが曲を提供し、東京ゲゲゲイのMARIEさんが振付をした、あんたそりゃ、かっこ悪いわけがないだろうというこの曲。

「狼青年/Hey!Say!JUMP」

まずは見てね。見ないとぶつよ?

youtu.be

事の始まりは、2020年10月。

突然YouTubeに現れた謎のグループ。「Honey Bee」と名乗る、顔を隠した8人組。

とはいえ、正体はファンにはすぐに見破られてしまうのだが、「ジャニーズが顔を隠す」という新しい試みは、興奮しかしなかった。

 

ダンスのキレと揃い方が半端なく、歌は全員女王蜂のアブちゃん的な歌唱法を取り入れているのだが、みんなそれぞれに個性があり、感心するほどこの曲にハマっている。

 

歌詞の話をしようかな。

個人的過ぎて、読む人にはどうでもいいいことかもしれないけど、まあいいか。

 「僕と俺」とを使い分けて 心行くまで嘘をつく

という歌詞と、

 名前なんていいから好きに読んで忘れて

という二つの歌詞に、個人的にズキっとくるものがあった。

知られたくないことを隠してある部屋のカーテンを、勝手にチラっとめくられたような気持になった。

まあ、今や呑気なパリピですけれども、10代20代は、ちゃんとした大人になるためにいろいろな階段をのぼるものなのだ。

私だって、そりゃあ、いろいろ。

 

じゃあ、また明日。