「この恋がほんとの恋ならいいと思わない?」と、心のピチカート・ファイブが歌いだしたので
どうも!元・帯状疱疹です。
今朝、鏡で患部を見たら、発疹がほとんど消えている。
やっとだ。やっとこの日がきた。
ありがとう医師。ありがとう薬。
帯状疱疹になって考えたこと、気付いたこと、言えたこと、などが色々ある。
特に、おとといのブログに書いた、「ストレスの自覚がなかった私のストレスの正体」は本当に大きな収穫だった。
(あのブログ、橋本良亮くんのことを絡めて書いたもので、なんと800アクセスあったんですよ!人気者!)
このブログを始めたのも帯状疱疹がきっかけだったなあ。忘れてたけど。
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帯状疱疹も治ったことだし、ということで友達と渋谷でカレー。
推しグループ「A.B.C-Z」の戸塚祥太くんがテレビで紹介していた、行きつけのカレー屋さんへ。
戸塚祥太くんという人は愛のことを常に考える愛の塊のような人で、そういうタイプの人にはよくあることなのかもしれないが、とにかく極端なのである。
長期間の断食をしたり、水を「ちょっと危険では?」と思うほど飲み続けたり、
「食事は単なる摂取であって、食を楽しむことは自分にはない」と言ってみたり、
その割にカレー作りにハマったり、
自粛期間中にほとんどの持ち物を捨ててしまったり、
彼の極端エピソードは限りなくある。なんとなく、心配になるタイプである。
いつか、手の届かない所へ行ってしまうのではないかと。
雑誌のインタビュアーにさえ、「どこにもいかないでね」と言われたことがある彼である。
その彼が、テレビで紹介したカレーを食べに行ったのだが、写真はこちら。
ゴロっと大きな豚バラ肉をとろとろに煮込んだカレーと、たっぷりの白飯!
安心した。このカレーが好き、ということに安心した。
豚バラ肉の塊だなんて、煩悩とパワーの証じゃないか。現実そのものじゃないか。
そしてこの、もりもりの白いご飯。玄米でも雑穀米でもない、真っ白なご飯。
これも、煩悩とパワーの証。現実そのもの。
お母さん、安心したよ。これが好きなら大丈夫。遠くへは行かない。
このカレーは、玉ねぎをじっくり炒めたところにスパイスがシャープにきいて、すっきりさらりとした、好みのタイプ。
玉ねぎをじっくり炒めたのに甘ったるくないところがいい。
(そして、玉ねぎをじっくり炒めたかどうかは、知らない。)
お店:「マリーアイランガニー」(渋谷)
マリーアイランガニー (MarieIranganee) - 神泉/スリランカ料理 [食べログ] (tabelog.com)
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その後、下北沢に移動。
カレーのあとはアイスコーヒーに決まっとるじゃろ!ということで、学生時代からずっとある喫茶店に初めて入る。
悩みに悩んでシュークリーム。
選んだ理由は、生クリームがずば抜けて多いから。
本当はケーキ3個にしようと思ったのだが、まず1個食べて、まだ食べたいなら追加ってことにする。
シュークリームは、香ばしいのに程よくしんなりしているシューと、本当に質の良い生クリームの、私の理想のシュークリームだった。
私は、やけにカリッとしてたり、サクサクだったりするシューがあまり好きではない。
昭和育ちだからだろうか。シューは程よくしんなりしていてほしい。
そして、胃も昭和育ちなのでケーキは1個で充分だった。
がっくり。やはり3つの元号を駆け抜けた胃には、ケーキ3つは重い。
アイスコーヒーは、すっきりと爽やかで飲みやすい、これも理想のアイスコーヒーだった。
2杯飲んだ。
お店:ZAC(下北沢)
ZAC (ザック) - 下北沢/喫茶店 [食べログ] (tabelog.com)
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下北沢駅前劇場で、「ねえ、なんでコントなの?」を観劇。
蛙亭、サスペンダーズ、フランスピアノの3組が、それぞれ新作ユニットコントを数本書き下ろし、かもめんたるの う大さんが監督するという公演で、友達にその情報を聞き、観てみたいと強く思ったのだ。
去年一年、舞台もコンサートも一切行かなかった。
だから、観劇するのはほぼ2年ぶりだ。
去年は、推しの舞台のコンサートも、好きなバンドのライブも我慢した。
震えるほど、比喩じゃなくてまじで震えるほど、歯がガチガチいうほど(これは比喩)震えながら我慢した。
コロナウイルスというものの得体が知れず、コンサートや舞台を見に行くことが安全かどうか確信が持てなかったからだ。
今年は、行こうと決めた。
コロナ対策に対して、誰もが去年よりかなり詳しい。
去年のような、探り探りの開催や、目をつぶって強引に開催、という状態ではないと思うからだ。
私の推しは「蛙亭」
常日頃、中野君に対して恋のような気持ちを感じていた。
「この恋がほんとの恋ならいいと思わない?」と、心のピチカート・ファイブが歌いだしたので、この気持ちが恋なのかを確かめに行った。
というのは嘘で、生で見てみたかったのだ。あの天才を。
生で見る中野くんは、光だった。
出てくるだけで目を持って行かれる。
恋かどうかはわからなかったけど、間違いなく天才だった。
私は作品のレビューを書くのが本当に苦手なので書かないが(そこが大事なのでは?)
とても私好みの、本当に好きなタイプの作品だった。
私が10代から20代半ばまでずっと夢中で見てきた劇団を思い出すような、私を育ててくれたあれやこれと、同じ空気だった。
久しぶりに、コロナ禍以前の土曜日みたいな時間を過ごせて、本当に本当に幸せだった。
誘ってくれた友達、ありがとう。
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渋谷って、絵みたいに都会だね。絵みたいじゃない?
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今夜のジャニーズはお休み。
蛙亭をどうぞ。
ではまた。