着物で座るキティの体って、こんな感じなんだ。
昨日の話だ。
胃カメラを飲んだ。
帯状疱疹に伴う検査で、詳しくは過去のブログをどうぞ。
同時に腹部エコーの検査もするので、絶対に朝の排尿はしないで来いと言われていた。
午前3時以降、絶対に排尿するなと。
もしも、してしまった場合は、午前6時までに水を200cc飲めと。
んな。
んな!
3時とか6時とか、そんな時間にいろいろ対応できっかよ。
まあ、とりあえずはしなきゃいいんだろ。
ってことで、摂る水分も控えめの量にして、明日の朝8時30分にエコー検査が終わるまで尿を貯めることに全力を注ぐことにした。
しかし、しかしである。
7時半に目覚めてそのまま習慣でトイレに向かう私。
はーーーー、胃カメラかあ。…あ?あああああああ!?じゃねえよ!今!したろ!!おしっこしたろ!!!!
部屋に戻って落胆する。
なぜ、私はトイレのドアに「だめ」と張り紙をしなかったのだろう。
なぜ、便座のふたに「だめ」と張り紙をしなかったのだろう。
どうしてリマイン君に「おしっこだめ」というメッセージを送らせなかったんだろう。
しばし呆然である。
病院へ着くと、今カギを開けたばかりな雰囲気。
小さな病院で、内視鏡検査などは通常の受付時間前にやっているため、患者は私しかいないのだ。
中に入ると、まだ私服の受付お姉さんがごみを集めたりしていた。
いつも地味な印象があるお姉さんだが、私服が思いのほか派手で「おっ」なんて思う。
そのせいなのか、「おはよー。検査だよね?」と言われて、「あ、はい、そうっす」と、男子高校生みたいな受け答えをしてしまう。
そこに、まだ顔が起きていない医師がワイシャツの袖のボタンをはめながらうろうろしている。
名前を呼ばれて診察室に入ると、パルスオキシメーターを指にはめられる。
酸素飽和度は100%で、脈拍127。
医師「127て!運動中なのかっていう数字だけど!落ち着いて!」と言われる。
脈が85くらいになったところで血圧を測る。
「158の85。脈98…落ち着いて!」と言われる。
胃カメラだけでもドキドキなのに、尿は全部出しちゃったし、でもまあまあ落ち着いているつもりだったのに落ち着けって言われるしで、もう俺何をしたらいいのか。
お腹にゼリーを塗られて、あちこち診られる。
「脂肪肝だね」と言われて言葉もない。
「あ、お小水出しちゃったんだね」と言われる。
バレた。
「ああ…ねぼけて、習慣で、気づいたときには、ああああーって感じで」と言うと、
「まあ、だいたいみんなそうなんだけどね」と言われる。
みんなそうなら、もっと何か策はないものかと思ったりもした。
胃の中の泡を消すお薬をごくごく。(まずい)
右肩に筋弛緩剤をちくり。(痛くない)
喉の奥に麻酔スプレーをしゅっと。(むせる)
喉の手前に麻酔ゼリーをどろっと。(きつい)
左の肩に胃の動きをとめる注射をちくり(痛い)
ほどよくぼんやりとしてきたところで、マウスピースを噛まされ、内視鏡がするすると入ってくる。
喉が強烈に押し戻す「おおおおおおおえええええええええ」
医師と看護師が「あれれれ。そんなに??体の力抜いてー楽にしてー」と言う。
体の力を抜いてはみるが、喉がまた拒否「おおおえええええええええええええ」
「あららら、どうしたかなー。大丈夫大丈夫大丈夫ー」と、病院内の看護師さんが総出で励ましにくる。
胸が熱くなった。(のど元を通過したせいなのか、感動したのか、両方か)
するすると内視鏡を抜き取り、私はそのまま1時間眠った。
遠くの方でパーティーをやっている夢をみていた。骨の髄までパリピなのだなあ。
寝ぼけてムクリと起き上がると、ちょうど看護師さんが私を起こしに来たところで、寝ぼけていたのか自分が半裸だと思い込み、上半身を隠した。
看護師さんに「いやあ、上半身裸だと思ってました」と言うと、「下半身裸だと思った方が恥ずかしかったでしょうから、良かったですね」と言われた。
なんてポジティブな女だろうかと思った。
友達になりたいと思ったけど、コロナ禍だからやめた。
(つまらない)
受付に行き「審査結果はいつ出ますか?」と聞いたら、「検査結果ですね?もうすぐですよ」と言われる。
名前を呼ばれたので診察室に入る。
医師「胃に、膵臓がありましたよ。小さいの」と言われ、まだ夢なのかと思った。
良性疾患で、まあまあいるらしい。
治療は不要。
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とりあえず胃がんではなかった解放感から、麻酔冷めやらぬ中、台湾祭りへ。
東京タワー台湾祭2021GW -GW台湾パイナップル祭- (taiwanfesta.com)
入場券は、900円だけども、なんと台湾パイナップルが1個まるまる付いているのである。
会場で売っている台湾パイナップルは900円。
これ、実質無料じゃん。
開始早々の入場だったため、ガラガラに空いており、好きなものを好きなだけ堪能。
特に「油飯」(台湾おこわ)が、干しエビがガツンときいていてもちもちで美味しかった。
(写真が下手ですみません。)
赤いニンニクソースとルーロー(煮込んだ豚肉)がかかっていて、味は濃いめ。
おつまみにいいなこれ。
大鶏排(小)は、もはや大鶏排ではないのでは…と思いつつ、色々食べたい人には良い提供方法か。
大鶏排(小)は、ファミチキサイズ。
他に買ったものは、
ルーロー飯。
ルーロー飯。
2つ目のは、ルーロー飯というよりは、排骨飯(台鉄弁当)の排骨(骨付き豚肉の揚げ物)を、豚の角煮にしたもので、ルーロー飯とはちょっと違うかなって感じ。
美味しいんだけど、半分が白飯の上に野菜なので、ルーロー飯みたいな一体感はないかな。
会場は東京タワーの外にあるが、帰りは東京タワーの中に誘導される導線。
久々に東京タワーの中に入ったが、蝋人形などもなく、フードコートと展望台、という感じだった。
着物で座るキティの体って、こんな感じなんだ。
腰のあたりに中年女性みを感じて、良い。
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今夜のジャニーズですけども。
お仕事中の彼に声かけてピースしてもらう感じ。
歌ってるのは自担(伊野尾慧)なんですけど、甘ったるくて、この手の歌にすごくちょうどいい声だと思うんですが、いかがでしょうか。