「鎖国してたね」
久々に、大河ドラマを見ている。
やはり、「こんばんは、徳川家康です」で始まるところが毎回しびれる。
2話の「鎖国してたね、なんて言われますが、」というセリフが特にしびれた。
なんとかして徳川家康に会って、「鎖国してたね」と言ってみたいという思いで胸が疼く。
なんとかなりませんかね。
さて、安静の日々である。
わたくし、のんびり系のルックスの割に、安静が苦手である。
出掛けたくて出掛けたくて眠れない。
かと思えば、頭と腰が痛くなるまで寝てしまう。24時間のうち16時間とか。
目が覚めると吐き気がするレベルである。
安静して吐いてちゃしょうがない。
しかし、今回、なんとしても後遺症を残したくない一心で、まじめにまじめに安静にしている。
そして、安静のコツを得た。
1に清潔、2に整頓、3に腹七分目
である。
とにかく、寝具と体を常に清潔に保つ。
ちょっと汗ばんだ時や、寝て起きた時など、毎回入浴して着替える。
枕カバーも午前1回午後1回交換する。
シーツは1日1回交換。
自分と寝具から、常にほのかに良い香りがする。
安らぐ。
非常に安らぐ。
これを安静と言わずしてなんという。
トイレに、シャングリラホテルのルームフレグランスを置いた。
あれ?出掛けたくない!別に出掛けたくない!すごい!全然出掛けたくないよ!
これが私なのか!家にいたい!と、笑いながらタオルにくるまっている。
安静!安静!!
そして、とにかく整頓。目に入るところをすっきりと片付けた。
一日中部屋でおとなしくしていると、ごちゃごちゃしたものが目に入るとストレスを感じるようになったのだ。
きれいな部屋、すごく安らぐ。ホテルに泊まるのが大好きな理由はこれだったのか。
そして、腹七分。
ブラジャー禁止令につき外出がしにくいのと、料理をする気力が全然ないので、食事はだいたいウーバーに依頼。
高くつくけど、私のような食いしん坊は、買い物に出ても結局余計なものをあれこれ買うので、結局変わりない。
ボリュームがそこそこあるものを頼み、2回に分けて食べる。
あとは、プロテインとサプリメント、野菜は冷凍ホウレンソウやブロッコリーや枝豆などが備蓄してある。
ゴロゴロしているだけなのにたらふく食べると、「ああ、こんなことしてたらまた太るんだろうなあ」という思いがストレスになる。
あとはもう、嫌なことや面倒なことは一切考えず、録りだめたテレビをみたり、寝落ちしたりしている。
映画は、ちゃんと部屋を暗くして、プロジェクターで投影して、スピーカーもつないで、コカ・コーラZEROを飲みながら正しく見る。
「映画館付きの温泉旅館にきた」と思いこんで暮らしている。
3回も4回もお風呂に入り、映画を一日1本見て、ご飯も作らないし、好きな時に寝る。
(薬だけはちゃんと飲まないとならないので、タイマーをかけているが)
今まで、したことがない生活。安静。
治癒するまで、飽きないことを祈る。