持ち方を誤ると手首までつたうほどの肉汁
玄関のドアノブの上に、こけしを飾った。
部屋からこれを眺めるのが癒しである。
ウーバーさんや宅配便さんがクスっと笑うのもまた良い。
相変わらずの帯状疱疹野郎である。
発疹は今日がピークなのではないかおそらく。
痛いけど、お薬が効いているので眠れないほどではない。
夜になると痛い。痛いと寂しくなる。
そうだ、ファミチキでも食べよう。きっと元気になる。こんな時はファミチキだ。
早速、ウーバーにオーダー。
早速、寂しくもなくなる。
痛いと寂しいんじゃなくて、ファミチキを4日も食べてないから寂しかったのかもしれない。
あの不自然なまでの柔らかさと、持ち方を誤ると手首までつたうほどの肉汁、人間をダメにするスパイスと、絶妙の塩加減。
「骨なし」は私では?と思うほど、私はファミチキが好きだ。
昨日も書いた通り、アンダーバストに集中している発疹をつぶさないために、ブラジャーが出来ないわけであるが、そのせいでどこにも行けない。
コートを羽織る時期なので、いけるのでは?と思ったが、だめだ。
ブラジャーがないと乳房が揺れに揺れ、発疹と服が擦れ、一歩歩くだけで「痛い」「痛い」と声を出してしまう。
しょうがないので、すごい高いけどウーバーに頼るしかないのであった。
いや、楽しいけどね。それも。
ノーブラ。ノンブラジャー。ブラジャーレス。ブラジャーフリー。ゼロブラジャー。
色々な呼び名を考えるほど、暇である。
暇なのである。
親友から「大丈夫?シウマイ弁当持ってお見舞い行こうか?」とLINEが来た。
嬉しくて、暇だし、会いたいしで、「来て!来て!一緒にプロジェクターで映画見ようよ!!」と返信を打ったが、送信ボタンを押さずに消した。
今は、安静なのだ。安静にしないとダメなのだ。
とにかく、休む。今は休む。
遊びたいよ遊びたいよ遊びたいよ。
が、24時間体制でせめぎあう。
元気な病人だ。
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本日の魯肉飯(台湾茶碗 五反田店)
八角がきいた、私好みの感じ。
お肉もたっぷり、脂身もほどよく。皮つき豚肉で作っているのが良い。
(台湾ではほぼ皮つき)
煮卵にしてほしい。
生のネギは要らない。
写真が凄く病人っぽい。